お米の種類について

コシヒカリ

いまや、美味しいお米の代名詞

名前の由来
「越(こ)しの国に光輝く」と願いをこめて。
育成年/場所
昭和31年 福井県農業試験場

ひとめぼれ

味よし、香りよし、粘りよし

1993年の大冷害で打撃を受けたササニシキの転換品種。柔らかくて冷めても美味しいという評価がある。
名前の由来
光沢、色沢が美しく極良食味であることから、出会った途端に一目惚れし、全国の皆さんに愛(あい)される米」と願いをこめて命名。
育成年/場所
昭和31年 福井県農業試験場

ヒノヒカリ

ツヤと粘りの強さがウリです

九州を中心に、西日本で広く栽培されている。コシヒカリを親にもち、しっかりとした粒感と味の良さが特徴。
名前の由来
ヒノ(陽の)は西日本、九州を表し、光り輝くことに願いをこめて命名。
育成年/場所
平成元年 宮崎県農業試験場

あきたこまち

味よし、粘りよし、柔らかすぎない

秋田県など東北地方中心に栽培。比較的吸水しにくいお米で、しっかりとした炊き上がり。
名前の由来
「小野の里に生まれたと伝わる小野小町にちなみ」願いをこめて 。
育成年/場所
昭和59年 秋田県農業試験場

ななつぼし

しっとり感のある炊き上がりが人気

玄米、穀物など、健康志向の高い女性に支持を受ける。ブランド化初年度、柔か食感の玄米が脚光を浴び、品薄になった。今では作付け面積が増え、消費者の認知度も年々高まっている。
名前の由来
星がきれいに見えるほど空気がきれいな北海道で生まれたお米だからこそ、北斗七星のように輝いて欲しいという願いをこめて。
育成年/場所
平成13年 北海道立中央農試試験場

つや姫

ツヤが抜群で、見た目もきれい

2011年、山形県からデビューしたての期待の新人。光沢もあり甘みもあって、コシヒカリを越えるお米として注目されている。
名前の由来
炊き上がりのつやと輝きに加え、これまで大切に育ててきたという想いを「姫」という文字にこめて。
育成年/場所
平成21年 山形県農業試験場

はえぬき

ツヤが抜群で、見た目もきれい

山形県を代表するお米。米粒がしっかりあり、弾力がありつつあっさりとした味が特徴。
名前の由来
米どころ山形県で生まれ育ったオリジナルの米、まさに生え抜きの米が大きく飛躍し続けることを願って。
育成年/場所
平成4年 山形農試庄内支場

キヌヒカリ

炊き上がりの白さ、輝きはピカイチ

コシヒカリの血を受け継ぎ、食味はコシヒカリ並み。
コシヒカリほどの粘りはなく、ソフトであっさりとした口当たり。
名前の由来
炊き上がりの色が白く、「絹」のように米肌がつややかなことから命名。
育成年/場所
昭和63年 北陸農業試験場

にこまる

高温障害でも出来がよい実力派

高温耐性米。血は引いていませんが、ヒノヒカリの後継者。ヒノヒカリよりもちょっと柔らかく、コシヒカリに近い食感。炊き上がり具合は、ヒノヒカリやコシヒカリと比べると光沢が良く粘りが強く白い。
名前の由来
おいしくて笑顔がこぼれる品種であること。品種特性である粒張りの良さ「まるまる」と表現して命名。
育成年/場所
平成17年 九州沖縄農研センター